こんにちは、やえまるです。2006年にホームヘルパー2級(現在の介護職員初任者研修)の資格を取得してから、実務経験を得て、2015年に国家資格である介護福祉士の資格を取得しました。現在介護福祉士として訪問介護で働いています。
新米ヘルパーさんに私の経験をご紹介したいと思います。参考になってくださったらとっても嬉しく思います。
どうして親しくなったご利用者様が突然ヘルパーに冷たくなったの?
介護職員初任者研修も取得して、新しく訪問介護で働き始め、慣れてきて、数か月が過ぎてくると、仕事の要領もわかり始めて、自信がついてきたのではないでしょうか?(^^)
ご利用者様と共有時間を積み重ねていくと、おたがいの心の距離が近づいてきてある程度親しくなってきますよね。私たちは最初の頃の緊張感もなくなり、高齢者の方も私たちに慣れてきます。そうするとお互いに親近感、信頼関係もできてくると思います。
私たちはとってもうれしいですよね(^^♪ご利用者様もようやくヘルパーさんに慣れてきて嬉しいのではないでしょうか?
私の経験を通して感じたのは、信頼関係、人間関係はその頃が一番注意、配慮が必要だと思います。
今まではお互いに相手を思いやり、遠慮していたものが、その頃になると少なくなって、相手の素の部分が見えてくると、
「あれ?この人はこんな性格だったかな?と感じる事があります。」
ご利用者様は私たちに面と向かって怒ったり、注意したりしません。
もし、ご利用者様があなたの事をそのように感じて、不快に感じた事があったとしたら、高齢者のかたは、おそらくあなたの事を知っている共通の誰かにその事をお話しするか、あなたと会話しなくなってしまうと思います。
ご利用者様と親しくなったはずなのにある日突然よそよそしくなった!
もし、あなたが高齢者の方に対して、
ようやく慣れてくれてよくお話ししてくださり、仲良くなったと思っていたのに突然よそよそしくなった」
と感じることがあったら、おそらく理由として次の事かもしれません。
- 最初の頃に比べて馴れ馴れしくなっていないか
- 知らないうちに何かしら、失礼な言葉を発していなかったか
もしかしたら、何か思い当たる事があるかもしれませんよ。
必ずしも、この事だけが理由だとは言い切れないんですが、当事者のいない所でそれとなく高齢者の方に聞いてみるとそのような類の理由が多いようです。
親しいと馴れ馴れしいは意味が違います。
高齢者の方々は人生の先輩です。敬ってください。
ご利用者様は友達のように私たちに接して下さるかもしれませんが、私たちのスタイルは変えないでください。高齢者の方々を敬って、労って下さい。私たちが誠意を尽くせば高齢者の方々も誠意で返して下さります。
もちろん、嘘をついたり、その場しのぎの取り繕うような言葉は言わないで下さい。高齢者の方々は私たちよりもはるかに多くの人を見てきています。そのような事はすぐに見抜かれてしまうでしょう。
教科書には載ってない高齢者の方の特徴(私なりの分析です^^)
- 高齢者の方々は思い込んでしまうと、なかなか誤解を取り除くのに時間がかかったりする時があるように思います。
- ご利用者様は意外と私たちの言葉をよく覚えてますよ。私たち自身が自分の言ったことを忘れてしまうくらい何気ない言葉の発信もご利用者様はよく覚えている事がありますよ。
- 言葉をよく選んでお話ししないと、自分の意図した事と違う意味で解釈されてしまう事もあるので、気を付けて下さいね。
時々誤解して話を受け止めている事があります(対策)
先ほどもお話ししたように自分の意図しない解釈をご利用者様がされて避けられてしまう事がまれにあります。(;´Д`)
なので、お話しするときは、
- 誤解をまねかないような、分かりやすい内容で、お話しする事
- 話をするときは相手の顔を見て、理解しているかどうか反応を確認する。
- 理解しているかどうか不安な場合は、くどくならない程度に復唱して確認する。
以上のことを気をけたら良いと思います。
会話していて、ご利用者様が理解するのが遅くても絶対にせかさないで、ゆっくりと、丁寧にお話ししてくださいね。笑顔も添えると尚、良いかと思います。(^^♪
まとめ
- 親しくなったご利用者様が急によそよそしくなったら、今までの自分の振る舞いを見直ししてくださいね
- ご利用者様はたえず私たちを観察していることを忘れないでくださいね
- 利用者様とお話しするときは、きちんと理解しているか相手の顔や言葉などにたえず気を配り確認すると良いと思いますよ
コメント