経験を通して訪問介護の生活援助の調理の時に私が気を付けている事

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こんにちは、やえまるです。2006年にホームヘルパー2級(現在の介護職員初任者研修)の資格を取得してから、実務経験を得て、2015年に国家資格である介護福祉士の資格を取得しました。現在介護福祉士として訪問介護で働いています。

新米ヘルパーさんに私の経験をご紹介したいと思います。参考になってくださったらとっても嬉しく思いです。(^^)

訪問介護での生活援助

さて、この度、介護職員初任者研修を習得した新米ヘルパーさんが新しく介護現場に立たれて不安と希望とやる気に満ち溢れていることだと思います。勉強はもちろんされているので、大体はご存知かと思います。

理解している事などが出てきたらはその時は復習のつもりで読んでいただけたら幸いです!(^^)

訪問介護では主に生活援助身体介護がありますよね。

新米ヘルパーさんは最初の頃は生活援助から始めることが多いのではないでしょうか?

生活援助での調理

生活援助の中に調理がありますよね。訪問介護実施記録表にはおそらく実施内容→身体・生活 とあり、生活の方の項目に、掃除、洗濯、寝具、調理、買い物、とあると思います。(私の訪問介護実施記録表はこのようになってます)。その中にある調理について私の経験をお伝えさせていただきたいと思いますね

私がまだホームヘルパーを始めた頃の調理のケア

当時はまだ介護職員初任者研修ではなくて、ホームヘルパー2級と言っていました。私は、資格を取得してからすぐに介護の事業所で働きました。最初の半年は訪問入浴の部署で働いていましたが、そのうちに訪問介護で働くようになりました。

訪問入浴は三人体制で各々の家に浴槽を持ち込んで訪問していたのですが、訪問介護は一人での訪問だったので最初の頃はとても緊張しました。もちろん初回から一人ということはないのですが、二回目からは早速一人で訪問だったので、分からないことだらけでした。(汗)

今は報告もデジタル化になりましたが、当時はご利用者様のお宅で、記録を記入してどのような事があったかとか、何をしてきたか、とか、ご利用者様はどんな状態だったかとか色々記入しなければならなくて、本当に最初の頃は記入の仕方がよくわからなくて、前の書いた方のを見ながら書いていたりしました。(笑)

私の最初の生活援助は調理でした。当時はまだ、大正生まれの方もいらっしゃいました。そのような方は厳しい作法の環境で生活されていたので、新米ヘルパーだった私は、ご利用者様の援助をすると言うよりは、援助されているような感じだったと言っても過言ではなかったかもしれませんね。(笑)

煮物を作るときには

何あなた!そんなにお砂糖入れちゃだめじゃないの!煮物はこうやって作るのよ!

と言われ、ご指導されてました(笑)

まあ、特にその方は厳しい方だったので、全ての方がそうではないと思いますが。

食器の洗い方もダメ出しをされたり、その方は私が何かをするたびに、後ろについて歩いていましたよ(笑)

何回かお会いしていると、なんだかおかあさんの様になっていて、その方は私の事を

わたしが教えてあげないとこの子はダメだわ

みたいな気持ちだったようです。(笑)

そのご利用者様のケアマネ(ケアマネージャー)さんは、私がその事を報告すると、それはそれで、その方の自立支援につながったから良い事ですよ。(^^)と優しく言ってくださりました。その時のケアマネさんには本当に感謝しています。TT

いつの間にかなんだかとても暖かい気持ちになっていました。何というか、そのご利用者様の厳しい口調の中でも愛情たっぷりなのが私は感じられるようになりました

ヘルパーってご利用者様に支えていただいてることがたくさんあるなぁって思う事が今でもたくさんあります。(^^)

こんな私でも訪問介護を続けられてます(;´∀`)

訪問介護における調理

訪問介護では各々の家に行き介護サービスを行います。そのためそのご利用者様の生活スタイルに沿って調理を行います

調理する食材は家の冷蔵庫にあるものを使います。調味料、器具ももちろんそこにあるものを使います

基本、できればご利用者様と一緒に出来ることはしたほうが良いとおもいますよ。

メニュー決め、使う食材決め、下ごしらえ、調理、味付けなど。特に味付けなどはそれぞれ好みがあるので、一緒にできると良いですよね。

一緒に出来ない場合

  • 使う食材の報告、「これと、これと、調理につかいますね」と、また、使う量も確認しておいたほうが良いと思います。
  • 「半分の量をつかおうと思いますがよろしいですか?」「使う量はどれくらいにしますか?」などと。ご利用者様によっては「どれだけでもいいよ」「おまかせするわ」と言われます。それでも、「それでは〇〇だけつかいますね」と報告はしたほうがよいと思います。
  • 調理方法に制限がなければ、ご利用者様の味をきいたほうがよいですね。基本は薄味で良いかと思います。
  • 基本はやわらかめですが、念のため、調理した食材の固さも確認しておくと良いと思います。柔らかいのが嫌いな方もいらっしゃいます。

さいごに

  • 高齢になってくると嚥下機能の低下がみられるので食材は、大きすぎず、小さすぎず、その方の状態に合わせてくださいね。
  • 冷蔵庫の食材は賞味期限、消費期限を把握して、期限の切れそうなものは早目につかいましょう
  • 期限の切れた食材はご利用者様に一言お伝えしてから破棄してください。
  • 調理後は流し台の片づけをしてください。排水溝もきれいにしておくと良いですね。(^^)
  • 絶対にご利用者様以外のかたの分まで作らないようにしてくださいね。
  • 時間短縮のために私は野菜の下準備などはよくレンジを活用します(^^♪

訪問介護のサービス時間は決まってます。限られた時間内で、ご利用者様のご希望に沿った料理ができあがることを期待しています!

 

 

 

 

 

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