情報収集とサ責やケアマネへの報連相はマメにすると良いと思う理由

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こんにちは、やえまるです。2006年にホームヘルパー2級(現在の介護職員初任者研修)の資格を取得してから、実務経験を得て、2015年に国家資格である介護福祉士の資格を取得しました。現在介護福祉士として訪問介護で働いています。

新米ヘルパーさんに私の経験をご紹介したいと思います。参考になってくださったらとっても嬉しく思います。

訪問介護のご利用者様は常に状態が変化しています

訪問回数も多くなり、訪問介護も慣れてきて、仕事の手順も覚えてきて、ご利用者様の状態も把握できてきて、緊張感も少し和らいできたりしますよね。気持ちの余裕が出てくる頃だと思います。

だけど、そんな時が危ないって知ってますか?私はそう思っています。仕事もそうだしご利用者様の事もよくわかってきて、信頼関係もできてきたから「もう大丈夫」って思っていませんか?

気を付けて下さいね!ご利用者様の状態は常に変化しています。傾聴観察をよくして、何か少しでも変化があったら、まずは、サービス責任者(以降はサ責と言わさせていただきますね)に報告してください。そして、サ責からケアマネージャー(以下ケアマネと言わせていただきますね)に連絡が行きます。報告記録に記録を残しているから大丈夫だと過信しないでくださいね!ご利用者様の変化について報告記録も大切ですが、同時にあなたが直接サ責へ報告する事も必要です。特に重大な事は直ぐにサ責連絡することで、ケアマネ・ご家族の方に直ぐに連絡が行き、対応が早くできます。

どうしてサ責、ケアマネへの報連相が大切なのか?

先ほどもお伝えしましたが、ご利用者様の状態は常に変化しています。一番ご利用者様と接しているのは私たちヘルパーです。私たちはご利用者様の最新の情報を把握していますよね。迅速な報連相が必要なのは、ご利用者様への対応が遅れたために命にかかわる事もあるからです。私たちヘルパーは常に最悪のケースを想定して、そうならないために先回りをして対応してゆかなければなりません。そのためには実際にサービス内容を決めるケアマネに情報が早く届かなくてはなりません。指示するのは私たちヘルパーではありません。ケアマネが指示を出し、私たちヘルパーはケアマネのケアプランに従って行動しているからです。

自分の考えを過信しない事

ご利用者様の変化に対して、絶対に独断で判断をして対応しようとしないで下さいね。また、重要なことはマニュアルに沿って対応してくださいね。後で取り返しのつかない事態になってしまうことがあります。ご利用者様の変化には必ずサ責に報連相してください。中には、変化が起きてしまってから、ご利用者様が急激に状態が悪くなってしまったことがあります。私たちは常に最悪のケースを予測して行動しなければなりません。そのためには最悪のケースを一つでも多く知っておくために、どの会社に記録してあると思いますが、「ヒヤリハットの報告」をよく読んで知っておくと良いと思いますよ。知っているのと知らないのとでは雲泥の差が生じてきますからね。(^^)

私たちの仕事の責任

私たちは高齢者のご利用者の方々の命と常に向き合って介護をさせていただいてます。ご利用者様の命を預かっていると言っても過言ではないと思います。私たちは、常にご利用者様の安全を一番に考えなければなりません。責任と任務の重さ、重要さを自覚して行動してゆかなければなりませんよね。何気ない、たわいのない会話を交わしていても、私たちは常にご利用者様の状態を観察していなければなりません。普段となにか違う事があったら直ぐに報告して、情報の共有をして、そのご利用者様に関わる事業所と、一体となり、そのご利用者様の状態を注意して観察していかなければなりません。たとえば、いつも、冗談をよく言う方なのに、今日は一言も冗談を言われなかったとか、いつも一枚しか着ていないのに今日は上着を着ていたとか、いつもはニコニコしているのに、今日は一回も微笑まなかったとか、いつもは食事を完食されるのに今日は、ほとんど食べなかったとか、本当に様々なことが起こります。どの変化も私たちは逃さないで、記録し、そのつど報告してくださいね。

まとめ

  • 何か問題が起きたら絶対に自己判断せずにサ責(サービス提供責任者)、ケアマネ(ケアマネージャー)に報連相する
  • ご利用者様とのたわいのない会話の中でも私たちは常にご利用者様に何か変化はないだろうかと注意して、観察していなければなりません
  • 支援の中で改善点などが見つかったら、サ責、もしくはケアマネに伝え、モニタリングにも挙げるとよいと思います
  • ご利用者様の状態は日々変化しています。何かをするときは常に最悪のケースを予想して、そうならないように注意すると良いと思います。(モニタリングでの情報収集)

訪問介護では、予想してないことが起こることがよくあります。どんな事が起きても想定内の事になるように情報収集しておくと、慌てないですよ。(^^) 絶対にご利用者様の前では、慌てず平然で、冷静な判断ができるようにしておかなければならないと思います。ヘルパーの不安な気持ちや、焦り、戸惑いなどにご利用者様たちはとても敏感に感じ取ってしまう方が多いので。

私がこの様な事を書いてしまい、少し、不安になってしまう新米ヘルパーさんがいるかもしれませが、最初はだれでも不安ですし、やった事のない事に自信は持てないですよね。みんな最初はそんな感じだったので大丈夫ですよ!!(^^)あなたのご活躍を期待しております!

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